犬とコミュニケーション

はじめに

愛犬とのコミュニケーションは飼い主にとって大切な課題です。

しっかりとコミュニケーションがとれていれば、犬との絆がより深まり、お互いを理解しあえるようになります。

この記事では、犬の様々な仕草の意味と、それらを活用しながら上手にコミュニケーションをとる方法について解説していきます。

目次

犬とコミュニケーションの重要性
言葉によるコミュニケーション
しぐさのコミュニケーション
ボディタッチのコミュニケーション
遊びを通したコミュニケーション
トレーニングを活用したコミュニケーション

犬とコミュニケーション

犬は人間と違い言葉を話すことはできませんが、それでも飼い主との間でコミュニケーションを行っています。

上手にコミュニケーションがとれていれば、犬の気持ちを理解でき、犬も飼い主の気持ちを汲み取ることができます。

コミュニケーションが円滑に行えていないと、犬は不安やストレスを感じてしまいます。愛犬との信頼関係を深め、幸せな生活を送るためにも、コミュニケーションは欠かせません。

言葉によるコミュニケーション

犬は言葉を話すことはできませんが、言葉を聞き分けることはできます。愛犬の名前を呼んだり、簡単な命令をすると反応します。

また、飼い主の口調で気持ちを感じ取ることもできるのです。褒めたり、優しく話しかけたりすることで、犬は安心感を覚えます。

言葉によるコミュニケーションは一方通行ではありません。犬は吠えたり、唸り声を出したりして自分の気持ちを表現しています。この犬の「言葉」に意味を理解し、適切に対応することも大切です。

ところで、一緒に暮らしているとわかりますが、結構犬は人間の言葉を覚えていることがあります。繰り返し同じ言葉をかけてあげると、意思疎通が可能になります。

しぐさのコミュニケーション

犬が体の一部を動かすしぐさや、全体の態度には意味があります。尻尾を振ることは喜びを表し、耳を垂らすことは恐れやストレスを示しています。

背中を丸めるのは威嚇の仕草です。このように、様々なサインから犬の気持ちを読み取ることができます。

逆に、飼い主の態度や表情を見て、犬は気分を感じ取っています。飼い主が立っているとリーダーシップを感じ、しゃがんでいると安心感を覚えるのです。

しぐさと態度を上手く使うことで、飼い主と犬の気持ちの行き違いを防ぐことができます。犬のサインを見逃さず、飼い主自身のしぐさや態度にも気を付けましょう。

ボディタッチのコミュニケーション

愛犬とスキンシップを取ることも大切なコミュニケーションです。
撫でる、抱きしめる、マッサージするなど、ボディタッチを通じて犬に安心感や愛情を与えられます。

しかし、無理にボディタッチをするのはNGです。犬の機嫌や雰囲気を読み取り、上手にタイミングを計りましょう。

犬からも、スリスリしてくるなどのボディタッチがあります。この時、無視をせず受け入れること。犬のボディタッチを拒絶してしまうと、不安を招いてしまいます。

適宜抱っこをしてあげたり、頭をなでてあげたりすることは、お互いのコミュニケーション上大切です。

遊びを通したコミュニケーション

遊びは犬との絆を深める絶好のチャンスです。飼い主と一緒に遊ぶことで、犬は喜びを感じるだけでなく、互いの気持ちを伝え合うことができます。

おもちゃを使った遊びはもちろん、散歩や公園での外遊びも良いコミュニケーションの機会となります。

遊びの最中、犬は尻尾を振ったり、飛び跳ねたりして喜びを表しています。逆に、無関心な態度を見せたり、遊びから離れようとするのは、もう遊びたくないという合図です。

遊びを通してコミュニケーションを深めるには、犬の気持ちを理解することが不可欠です。好きな遊び方をするのか、飼い主の提案に乗るのか。

そういった犬の反応に気を配ることで、上手にコミュニケーションがとれるようになります。

トレーニングを活用したコミュニケーション

トレーニングは犬との信頼関係を築く良い機会となります。コマンドに従うことを覚えさせる際に、飼い主と犬はお互いの気持ちをよく感じ取らなければなりません。

言葉、しぐさ、ボディタッチなど、様々な手段でコミュニケーションを取ることができます。

トレーニング中、犬が体を丸めたり、視線を逸らしたりすれば、それは不安を表しているサインです。褒めて励まし、リラックスできる環境を作る必要があります。

逆に、しっぽを振って集中力の高い態度を見せれば、上手くいっていると分かります。

トレーニングでは飼い主の一貫した態度が大切です。愛情を込めながらも、リーダーシップを発揮して指示を出す必要があります。犬もそうした飼い主の姿勢をしっかりと感じ取っているはずです。

まとめ                              

犬とのコミュニケーションは、言葉だけでなく、しぐさや態度、ボディタッチ、遊びやトレーニングなど、様々な方法で行われています。

犬の気持ちを察する力を身に付け、愛情を持って接することが大切です。そうすることで、犬との絆はより一層深まり、お互いに幸せな生活が送れるはずです。

日頃からコミュニケーションを怠らず、犬の仕草にも気を配り、愛犬との素晴らしい関係を築いていきましょう。​​​​​​​​​​​​​​​​

動画を作ってみました→https://youtu.be/tTKR05tLgIE

dpcmf197@yahoo.co.jp について

ターボん について 石堂孝英 公認心理士・臨床心理士 30年以上、人の悩みに寄り添い、カウンセリングなどを通じて、サポートを続けてきた。 また、犬の世話をして常に心の友として、長期間暮らす。犬の心を始め、さまざまなことを研究、研鑽をしている。
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