犬のしぐさ

犬と一緒に暮らしていると、彼らの様々なしぐさや行動を目にします。
これらのしぐさには、犬たちの心理や感情がよく表れています。

犬のしぐさを理解することで、犬とのコミュニケーションをより深めることができ、より良い関係を築くことができるでしょう。

今回は、犬のしぐさからわかる犬の心理を15種類紹介します。犬を飼っている方や犬に興味のある方に、犬の気持ちを読み取るヒントをお届けします。

目 次

  1. 尾を振る
  2. 耳を動かす
  3. 顔を舐める
  4. お腹を見せる
  5. 体を寄せる
  6. 声を出す
  7. 顔を傾ける
  8. 体を丸める
  9. 床を掘る
  10. 体を震わせる
  11. 鼻を擦る
  12. 足を引っ掻く
  13. 目を細める
  14. 前足を伸ばす
  15. 口を開けてハァハァとする

尾を振る

犬が尾を振るとき、それは喜びや興奮を表していることが多いです。

例えば、飼い主が帰宅したときに尾を振って迎える犬は、再会を喜んでいるのです。

ただし、尾の振り方によっては警戒や不安を示すこともあるため、尾の高さや振りの速さにも注目してみましょう。

耳を動かす

犬の耳の動きは、そのときの感情を示すサインです。

耳をピンと立てているときは、興味や注意を示しています。逆に、耳を後ろに寝かせているときは、リラックスしているか、怖がっている可能性があります。

例えば、動物病院に行ったときに耳を寝かせている犬は、不安を感じているかもしれません。

顔を舐める

犬が顔を舐めるのは、愛情や親しみを示す行為です。犬は舐めることでコミュニケーションを取ろうとします。

飼い主の顔を舐める犬は、親愛の情を表しているのです。ただし、過度に舐める場合は、ストレスや不安の兆候かもしれません。

お腹を見せる

犬がお腹を見せるとき、それは信頼と安心の証拠です。お腹は犬にとって最も弱い部分なので、それを見せるということは、完全に安心していることを意味します。

飼い主の前でお腹を見せる犬は、あなたに心を開いているのです。

体を寄せる

犬が飼い主に体を寄せてくるのは、安心感を求めているときです。犬は群れで生活する生き物なので、仲間に近づくことで安心感を得ようとします。

例えば、テレビを見ているときに犬が膝の上に乗ってくるのは、あなたと一緒にいたいという気持ちの表れです。

声を出す

犬は吠える、唸る、クンクン鳴くなど、様々な声を出します。吠えるときは、警戒や興奮を示すことが多いです。

唸るのは、警戒心や不快感を示しているかもしれません。一方、クンクンと鳴くときは、飼い主に何かを訴えていることが多いです。

たとえば、おやつを欲しがっているときなどです。

顔を傾ける

犬が顔を傾けるしぐさは、興味を示すサインです。

新しい音や物音がしたときに顔を傾けるのは、その音や物音の正体を知りたがっているからです。

これは、犬が周囲の環境に興味を持っている証拠です。

体を丸める

犬が体を丸めるとき、それは警戒や不安を示すことが多いです。

特に、初めての場所や新しい人に出会ったときなど、犬が体を丸めているときは、緊張している可能性があります。

また、寒いときに体を丸めることもあるため、状況に応じて判断しましょう。

床を掘る

犬が床を掘るしぐさは、落ち着かないときやストレスを感じているときに見られます。

また、寝床を作るために掘ることもありますので、犬の他のしぐさと合わせて観察することが重要です。

体を震わせる

犬が体を震わせるとき、それは寒さや怖がっているときに見られます。

特に、動物病院など不安を感じる場所では、体を震わせることが多いです。また、寒い季節に外に出たときに震えている場合は、寒さが原因かもしれません。

鼻を擦る

犬が鼻を擦るしぐさは、落ち着かないときや不快感を感じているときに見られます。

例えば、他の犬や人と接触した後に鼻を擦る場合は、その状況が不快だった可能性があります。

また、鼻に何か異物が付いているときにも、このような行動をすることがあります。

足を引っ掻く

犬が足を引っ掻くとき、それは痒みを感じているか、何かが気になっている可能性があります。

例えば、散歩から帰ってきた後に足を頻繁に引っ掻く犬は、足に汚れが付いているかもしれません。

痒みが続くようであれば、獣医に相談してみましょう。

目を細める

犬が目を細めるしぐさは、リラックスしているときに見られます。特に、飼い主と一緒に過ごしているときに目を細める犬は、安心感を感じている証拠です。

一方、目を細めて何かを見ているときは、その対象に興味を持っているかもしれません。

前足を伸ばす

犬が前足を伸ばすしぐさは、リラックスしているか、遊びを誘っているときに見られます。

例えば、飼い主の前で前足を伸ばして伏せるような姿勢を取る場合、それは遊びたい気持ちの表れかもしれません。

口を開けてハァハァとする

犬が口を開けてハァハァとするしぐさは、暑いときや興奮しているときに見られます。これは、犬が体温を下げようとしているサインです。

また、興奮しているときにも、このような行動をすることがあるため、状況によって原因を見極めましょう。

まとめ

犬のしぐさには、彼らの心理状態や感情がよく表れています。尾を振るしぐさは喜びを示し、耳を動かすしぐさは興味や注意を示します。

顔を舐めるのは愛情の表れであり、お腹を見せるのは安心感の証拠です。

体を寄せるしぐさは安心感を求めていることを示し、声を出すしぐさは犬の感情や要求を伝えようとしています。

また、顔を傾けるしぐさは興味を示し、体を丸めるのは警戒や不安のサインです。

その他にも、床を掘る、体を震わせる、鼻を擦るなど、様々なしぐさがあり、それぞれが異なる心理を示しています。

犬のしぐさを理解することで、犬とのコミュニケーションをよりスムーズにすることができます。

犬との時間をより楽しく過ごすために、犬のしぐさに注目し、彼らの気持ちを理解してあげましょう。

dpcmf197@yahoo.co.jp について

ターボん について 石堂孝英 公認心理士・臨床心理士 30年以上、人の悩みに寄り添い、カウンセリングなどを通じて、サポートを続けてきた。 また、犬の世話をして常に心の友として、長期間暮らす。犬の心を始め、さまざまなことを研究、研鑽をしている。
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